社会保険労務士の資格取得勉強方法-実践編その2-社労士開業物語VOL.5

前回は、社労士取得のために私が選んだ勉強法(実践編その1)に関して掲載をしました。

今回は、5ヵ月間の勉強の中身を掲載させていただきます。

どの資格試験にも使えると思いますので参考にしていただけると嬉しいです。

現在おこなってる独立準備を現在進行形で記載したいのですが、なかなか2006年11月現在にブログが追いつかず申し訳ありません。頑張って毎日更新します

4.私が選んだ勉強法(実践編・・・資格取得向け勉強法)

一言で言うと過去問や演習問題を、解いて解いて解きまくることが合格への近道と言えます。

テキストを読む事も大事ですが、問題を解かずに1000時間テキストを読んで全てを覚えたとしても試験に合格することは無いでしょう。

では逆に1000時間全てを演習につぎ込んだ場合はどうでしょうか?

ちゃんと復習をして、間違った箇所を理解すれば、私は合格する可能性があると思います。

数稽古や反復練習がすべて

スポーツの世界でもそうですが、空手の本を読んだり野球の本をいくら読んでも実際に練習をしなければ絶対に上達しません。

スポーツは頭と体の融合ですが、資格取得のための試験は知識と問題処理能力の融合が必要です。

どれだけ知識があっても実際の試験形式に慣れてないと合格できないのです。

ただ、私の場合は、知識が0で右も左も分かりませんので、ある程度広く浅く学んで、それから演習問題に取り組みました。

そして間違える度にテキストに戻り、なぜそういった解釈なのかを理解しながら進めました。

そうして少しずつ実力をつけていったのです。

勉強時間と共に、演習問題数もエクセルで記録をつけ、結局5ヵ月間で10,000問の演習問題を解きました。

これまでのまとめ

勉強の流れをまとめますと以下のようになります。

1.カセットテープを聞いて、各法律の概要を掴む
►最低限の知識をつめます。Inputだけではなくすぐに演習を解いてOutputしてみる

2.各法律の過去問や演習問題を解いて間違った箇所を復習する
►答えを覚えるのではなく、何故その設問が正しいのか誤っているのかを考える。
正解の選択肢より誤ってる選択肢が勉強の鍵。

3.全科目を一巡したら、もう一度カセットテープを聞く
►演習を終えて2回目を聞くと理解度がまったく違う。
また1回目で聞いた内容も 過去問に出ないと忘れるため、再度思い出す事もできる

4.記憶は必ず薄れることを利用して、日をあけて同じ問題を解く
►問題集は何冊も買う必要はない。
違う問題集を10冊も20冊も解くより、 同じ問題集を3回以上解いた方が資格取得のための知識は深まる。
※ただし、記憶の薄れを利用する

5.資格の学校でおこなわれる模擬試験に片っ端から参加し自分の実力を知る
►実際に試験の空気を味わうのと、自分の実力を客観的に数字で見ることができる。
試験結果は冊子になり上位者は全国に名前が公表される。
最初は当然最低ライン だったが、4ヵ月を過ぎたあたりから私も上位に名前が載るようになっていった。

6.模擬試験の解答をもらったら数日後に再度家で受けてみて満点を目指す
►これは結構重要。
模擬試験は本になっていない鮮度の良い問題のため法改正後の問題なども出たりする。
※市販の本だけの演習をすると法改正に対応していない時があるから 注意が必要。

7.試験直前は、記憶の薄れをなくす為に2,3日単位で全科目をループする
►1週間前に勉強したことの記憶は薄れるが、2日ほど前の勉強内容はまだ細かく 覚えてるもの。
一度思い出すと次はすぐには忘れない。脳はそういう構造

8.試験日は何か縁起の良い思い出のものを試験会場に持っていく
►私の場合、後輩が高校受験の時からいざという時に使って常に合格してきた鉛筆を貸してくれて、普段は5ヵ月間共に勉強したシャーペンを使い、分からない問題の 時はその鉛筆を使った。
※人事をつくして天命を待つ。最後の最後は神頼み

私は5ヵ月間、上記の流れを実行しただけで、社会保険労務士の試験に合格しました。

今は11月です。

私と同じ知識0の状態で今から社労士を取得しようと思ってる人は是非、上記方法を2~3ヵ月間試してみてください。

きっと効果があるはずです。

今回はここまで。

次回は、社労士の知識とは関係のないその他の取り組みを掲載いたします。

筆記試験のため「体力」を向上させても意味はないので「基礎脳力」をあげる努力をしていました。

そのあたりをノウハウとして掲載したいと思います。

続く

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