さて、いよいよ、転職活動のテーマも面接編を掲載させていただきます。
自分の転職活動を書くつもりが、ここ最近気づけば転職アドバイス記事になっていますね。
15.転職活動(面接編)
これまでの記事で書類の準備も終わり、転職活動の方法も分かったら目的の企業に応募して選考を受けるのみです。
目的の会社に合格するための方法はいたって簡単です。
確か何かの本でも記載されてましたが、学会でも発表されてます。
以下のフローを実践するだけです。
転職活動の成功法則
2.会社の抱える問題点と成長性を徹底的に調べる
3.面接の場で、上記を絡めながら、自分が会社に役に立つことをプレゼンするのみ
このフローに異議を唱える人はいないでしょう。
企業研究をして、自己分析をして、プレゼンするのみです。
しかし、実際にこのフローを実践しいてる人がどのくらいいるかと言うと、、、、、採用側から見るとほぼ皆無。
結果として、求職者の多くは転職活動や就職活動に苦しんでいます。
私は面接官として現在の会社で1,000人以上の応募者と面接をしてきました。
しかも理系ですから心理学を意識しながら分析と改善をしての人数です。
20代の面接官で私ほどの経験を持ってる人は少ないと思います。
面接官の私はよく
「●●さんが今日まで当社のことを調べてどのように考えをもったのかと、●●さんのスキルがどのように役に立つのか過去の実例をあげて話してみてください」
と質問をします。
これは自社サイトを持っていてある程度、情報が公開されてる会社の中途採用面接では有効な質問です。
志望動機と自己PRを同時に聞くとともに、情報収集力や論理性、志望度合いも判断することができますので、面接官のかたは是非、ご活用ください。
また求職者側としては上記質問に回答できる程度の武装をしていなければ、面接時間の無駄になると同時に二度とその会社の門をくぐることは無いでしょう。
仕事でもそうですが段取りが悪い人(シミュレーションできない人)は面接でも損をします。
想定される質問の回答程度は準備をしておくべきです。
ただし、文章を棒読みしたのでは面接官は一瞬で幻滅しますので暗記はしない方がいいです。
ここで採用面接対策法の詳細を記載しても良いのですが、私の顧客は企業がメインです。
面接官向けのマニュアルなども企業毎に違う人材ニーズにそってカスタマイズして提供していますので、対策詳細は割愛させていただきます。
求職者向けにはマインド的な面や本質のみを記載いたします。
転職活動のポイント
1.服装、髪型、装飾品などの第一印象に注意すること
みすぼらしい人を好んで雇う会社はありません。
また面接官の年齢によっては 派手な雰囲気を好まないこともあります
2.自己アピールの場であることを認識すること
ただ質問に回答する場と勘違いをして受け身で面接に臨む人がいます。
自分がアピール したいのは何かを事前に準備しておくことを勧めます。
面接にルールはありま せん。
資料を持ち込んででも自分をアピールしてください。
3.面接官を見て会社や部署を判断すること
面接官はある程度選ばれた人物です。いわば会社の代表。
緊張しすぎて何も 覚えてないという状況になっては駄目です。
見られる場でもありますが、見る場 でもあります。
4.面接終了当日、自筆の手紙を書いて送付してください
これは強制しませんが、お勧めです。
メールでは効果は半減します。
面接官も採用担当も人の子です。
面接のお礼と入社への熱意やフォローをして おくと入社後もこのような誠実な対応をお客にもしてくれると思います。
入社後や プライベートでも使えます。
ここぞと言う時の手紙は効果的です。
5.合格後、内定承諾前に面談し業務の詳細を聞くこと
面接の場は求職者が立場が弱いのが事実。
しかし、合格するとある程度優秀な 人であれば、ほぼ対等の立場になります。
もめることは当然駄目ですが、聞けな かったことや聞きづらかったことは面談を設定してもらい聞くようにしましょう。
それを断る会社であれば行かない方がいいでしょう
適性試験
面接日に適性試験もある会社が殆どです。
対策として最低1冊は練習問題をすることをお勧めします。
TOEICもそうですが、1回目より2回目の方が慣れるため点数が大きく伸びます。
ただ、SPI対策本は将来の役にたつとは思えませんので、私は論理パズルなど地頭を鍛える本をお勧めします。
普通、面接は一生に何度も経験するものではありませんが、人生の分岐点でよく現れます。
ターニングポイントですのでしっかりと時間をかけて企業選びをしてください。
また、企業も会社の経営だけでなく、本人の人生を決める重要な出会いという点をよく認識して面接をおこないましょう。