転職活動~職務経歴書作成編-社労士開業物語

13.転職活動(書類準備編2)

前回は、履歴書の書き方のポイントを記載しましたが、今回は職務経歴書に関して記載したいと思います。

職務経歴書とは?作成ポイント

ちゃんとした書類選考をしている会社なら職務経歴書の内容を隅々まで読みます。

はっきり言いますと、年齢、転職回数などをクリアしてる人で、書類選考で落ちる場合はこの職務経歴書の内容によるものがほとんどです。

ポイントとしては、今までの経歴を1~2枚に分かりやすくまとめ、かつ面接でここを聞いてみたい、是非会いたいと思わせるような内容が盛り込まれているかどうか?です。

当たり前じゃんと思うでしょうが、この当たり前のことができてないから私たちは不合格にする、つまり落ちる人が多いのも事実。

大体、自分のキャリアを棚卸しして、人に見せるためにまとめるなど人生で何度もかく経験することではありません。

つまり、書く方は未経験か初心者です。

同じ経歴であっても書き方が上手か下手かで、面接官の興味度が変わります。

たとえ現職でかなりの成果を出している人でもアピールを間違えると書類で落とされますので気をつけましょう。

職務経歴書を書く際は以下の点を気をつけて作成してください。

職務経歴書作成のポイント

1.相手の会社の応募部署の業務内容に関するスキルがアピールポイント

経験を羅列をすれば良いのではありません。

うちの求めてるスキルがあるなと 書類選考担当者が見て分かるように書かなければいけません

2.役職、位置付けはアピールポイント(年齢との相関有)

35歳で係長(主任)経験が無い人と35歳で係長(主任)経験がある人では どちらが魅力的にうつるでしょうか?当然後者です。

では次に、35歳で係長(主任)経験がある人と30歳で係長(主任)経験がある人ではどちらが魅力的にうつるでしょうか?

企業規模にもよりますが後者の可能性が 高いです。

要は、前の会社である程度の地位にいたのであれば、評価されているわけであり実力が無い可能性は低いと いう判断基準です。

3.一番アピールしたい成果は目立つようにする

フォントを大きくしろというわけではありません(笑)。

説明を詳しくするのです。

その成果が最大の武器なわけです。

あなた自身を表す代名詞ともいえます。

4.OAスキルや使用できるツール(エンジニアの場合)も記載する

ホームページを作成できる人がいない職場にとって、ホームページビルダーなどを使える人は欲しい人材です。

また、会社で使ってるツールを使用したことがあれば 立ち上がりが早いので即戦力として使えます。

5.自己PRを記入する場合は、あまりにも自信のあるメッセージは避ける
面接官も人の子です。

自分の部下として考えたときにスキルはあるが扱いづらそうと思われるとそれが敗因になります。

中途採用はスキルをアピールするだけでは なく人間性もアピールする必要がありますのでご注意ください。

謙虚さも必要です

まとめ

履歴書と職務経歴書は選考時から入社後もずっとついてきます。

また、面接が終わると面接官の手元に残るのは履歴書、職務経歴書、適性試験結果、面接票 (無い会社もありますが)だけです。

面接後も自分の分身として会社に残る書類の手を抜くということは、すなわち選考を不利にしますのでしっかりと時間をかけて良いものを作ってください。

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