年金の加入期間照会をインターネットで
年金問題
もう何度聞いた言葉か・・・・
「年金の件が今、取り上げられているから仕事が多いんじゃない?」
友人からよく言われます。
答えは「否」です。
理由は、
「いなだ事務所は個人向けに仕事をしていないから」
そもそも開業している社会保険労務士で「一般の人から年金に関する相談」をメインとした仕事をしている人は少ないのではないかと思います。
大体は、お付き合いのある企業の社長や奥さんの年金請求手続きなどをする程度でしょう。
障害年金の請求となると、ある程度の手間はかかりますが、それ以外だと、一般の人でも十分手続きはできます。
社会保険労務士の競争が激化しない限りは、この空きポジションではあるけど、費用対効果の悪い分野に力を入れるところは増えないでしょう。(今は2007年なので後、5年ほど経過すれば話は変わりますが)
年金は申請主義
国としても申請が無いと振込手続きをしないという考えは納付データさえしっかりしてれば本当はおかしい。
老齢年金や遺族年金は自動で支給されても何も問題はありません。
なぜなら、国は
・年齢は把握してる
・誕生日も把握してる
・住所も把握している
・保険加入期間も把握している
・納付履歴も把握している
・家族構成も把握してる
・死亡した時も把握している
わけですからね。
助成金でも、年金でも何でもそうですが、国の考えは
【支給するもの】は申請主義
【徴収するもの】は督促してくる
不思議なものです。(というか、イカレテます)
まあ将来はどうなるか分りませんが、現状はこのとおりです。
年金受給の話に戻します
社会保険事務所に行くと、年金窓口に行列が出来てます
さしずめ【行列のできる年金相談所】といったところです。
実は、年金の加入期間(納付期間)を確認するだけであれば、インターネットでできます。
社会保険事務所で何時間も待たなくていいんです!
ということで、年金窓口に行かれる両親のためにも「子供が」インターネットで調べてあげましょう。(ご両親がネットに精通していれば別)
不服があるのであればその調べた内容をもって、社会保険事務所に行くと話が早くなります。
社会保険庁のホームページにて手続きできます
当然、無料です
最初に手続きをすると郵送で書類が送られてきて、そのID・パスワードなどを元に、調べることができます。
私も今日、試しに申請してみました。
このブログを見てるということはあなたもネット環境があるということですから、申請してみてはいかがですか?
例え、まだ支給まで数十年あったとしても今までの納付履歴を知ることはマイナスではありません。(きっと年金手帳が手元にないことに気付くでしょう。。。)
年金個人情報提供サービス(社会保険庁)(現在はねんきんネット)
※追記 ホームページが新しくなり、どこから調べるのかわかりづらくなりました