050-IP電話の導入・コスト削減-事務所開設準備編-社労士開業物語Vol.19

プロバイダーでADSLや光を契約すると、IP電話をオプションで選択できたりします。

このIP電話ですが、仕事をする上で非常に便利です。

既に導入している会社もあるでしょうがまだ未導入の会社へ是非ともお勧めいたします。

通信費が大幅に削減できることは間違いないです。
※本記事は2006年12月の記事です

IP電話とは?


そもそもIP電話というのは、プロバイダーから送られてくるモデム(ルーター)と電話を繋ぎ契約をすることで、インターネットサーバーを通じて電話ができるものです。

主な特徴としては3点あげられます。

1. 同じプロバイダー同士(YahooBBフォン同士など)だと通話料無料
事業所が複数ある場合、事業所間の通話料が無料になります。
また個人の場合でも実家や恋人との通話料が無料になりますので気軽に長電話ができます。

2. 一般電話でも日本全国どこにかけても市内通話料金以下で電話することが可能
3分7.5円程度でかけることができます。
カスタマーの関係で市外電話が多い会社はかなりの通信費削減ができます。

3. 番号は市外局番ではなく050で始まり、050-●●●●-●●●●という11桁表記
会社のホームページでIP電話番号を掲載している会社が増えました。
11桁ですが携帯電話ではありませんよ(050~は昔のPHSがそのような表記でしたね)

私は将来、IP電話かパソコンのMSNなどのメッセンジャー機能を使ったテレビ電話が主流になると思ってます。

そうなった時、NTTは一般電話の料金体系を抜本的に見直すかIP電話への全移行などを検討するのではないでしょうか。

IP電話に関して、電話をかける側のメリットは良く聞きますが意外と知られてないのが、電話を受ける時です。

たとえばIP電話を導入してる場合、今の一般電話番号にかけても050にかけても同じ電話機が鳴ります。

つまり電話機が二つの番号を持っていると思ってください。

相手がIP電話を導入してて市外からの発信の場合、一般電話番号にかけた時はNTTの市外料金を取られますが、050にかけた場合は、実はIP電話を導入して無くても3分7.5円などが適用されます。

つまりIP電話に加入していなくても050にかけると同じ料金サービスを受けれるのです。

何が言いたいかと言いますと、ビジネスのためホームページで電話番号を公開する時や名刺には050の番号を掲載した方がカスタマーにとってメリットがあるということ。

自社だけではなく、カスタマーの通信コストも下げてあげることができますので、相手にはIP電話番号を教えてあげましょう。

タイトルとURLをコピーしました