自民党総裁選で福岡出身の麻生太郎氏が総裁となりました。
この時期でなければ、福岡も多少は盛り上がるところでしょう。
そして、後期高齢者医療制度を見直そうと舛添厚生労働大臣がおっしゃってました。
「いい家を建てても、そこに住む人が住み心地が悪いと言えば、新しい土地を探して設計図を書いて新しい家を建てるべきだ」
のような発言でしたが、、、、
新しい家が住みやすいかどうかは別にして、住みづらい古い家を建てた設計者って責任を取らないのでしょうかね?
いや、舛添厚生労働大臣は頑張っていると思います。組織の改革をしようとする以上、敵だらけの道を歩んでいるわけですから。
なんだろう。。。
こう、、、後期高齢者医療制度の法律を通す時にさんざん賛成していた党の方々が、「後期高齢者医療制度は見直さなければいけない」と急に言っているあたりが、どうもね・・・
国による保険証発行などの遅れと患者との間に挟まれた、混乱している医療現場を知っているわけで、新しく導入したシステムなどの損害って全国でどれほどなのだろうかと考えるわけで・・・
これが会社(家族企業ではない)だったら、企業の信頼性を失墜させて、顧客離れが起こった仕組みを導入した経営陣はそれなりの責任をとるでしょう。
ベネズエラのチャベス大統領(ウゴ・ラファエル・チャベス・フリアス)って知っていますか?
南米の独裁者とか言われていますし、アメリカのブッシュ大統領を悪魔呼ばわりしたりと何かと過激な大統領です。
彼は軍隊にいたころにクーデターを起こして失敗し投獄されたのですが、その降服の際にテレビで発言した言葉「クーデターの失敗は自分に責任がある」が国民の信頼を得て、釈放後の1999年に大統領に就任しました。
ベネズエラの政治家でこれまで責任を認めた政治家がいなかったために国民からは絶大な信頼を得たわけですが、、、
責任を認めるっていうのは、人としての潔さのような気がします。
数百年前の日本は、責任=死として切腹という文化があったほど誇りを重んじる国でした。(さすがに今の時代に切腹しろとは言いませんよ(笑))
でも「責任を認める潔さ」って大事だと思うんですよね
自分が本気で正しいと思ったことをやった時、それが間違っていた時、
「悪かった、自分の責任です」
と言うべきで、ことお客様相手であれば更に気を使うべきですよね。
そんな謝らない大人や責任を取らない大人を見て子供たちってどう思うのでしょうか??
最近、謝らない人や会社って多いですよね
毎日のようにテレビで頭を下げている社長は別にして、普通に企業の窓口(特にメールで)に対して指摘をしても謝らないんですよね
謝る=責任を認める=損害賠償を請求される
というアメリカのような訴訟の図式を頭に思い浮かべているのか、しれっと直して何も無かったようにする会社が多い。
社長は意外と指摘を認めたりされるのですが、下っぱというか、ある程度の企業規模の窓口担当者レベルでダメなのが多いです。
「プライドが高い」のと「謝るな」というマニュアルがあるのかもしれませんが・・・・
最近、私が採用マニュアルの決済代行契約をしているある企業も売上のデータが反映されていなかったので、優しい質問形式で問い合わせをしたところ、しれっとデータだけ修正して、メール返信なし(笑)
アホかって話です。
ダメだなここの人材はって思ってしまいます。
非を認めない企業と付き合うとこちらも精神衛生上悪いですし、それほど恩恵を受けていないので今後のことを色々と考えています。
「IT関連というかソフトウェアを扱っている企業ほど非を認めない傾向にある」という私の経験則ですが、御社は大丈夫ですか?
謝るというのは、なにも社外に対してだけではありません。社外に対して謝らない人って、社内の同僚や部下に対しても謝らない。
(もしくは、客を客と思っていない。ほっといてもお金を振り込むリストと思っているわけです)
そんな社内はギクシャクしているのは容易に想像がつきます。
謝らない人は仕事ができない人が多いので、面接の時に間違いを指摘して相手が謝るか反応をみるという手法も使えます。
面接の場で謝らない人は、職場でも謝りません。
人から何かを貰ったら「ありがとう」
悪いことをしたら「ごめんなさい」
そうやって育てられた私としては、どうも違和感を感じてしまい、こんなとりとめのない文章を書いてしまいました。
政治の事とか書くと色々と面倒くさいんですけどね。